“社内運動会”をするとき、会社が注意すべきことは？

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毎日ビジネスブログ　No.2097

社員を笑顔に変える

頑張る社長の熱血サポーター

“奥ママ”こと

奥田 文祥（おくだ ふみよし）です

経営者の皆さんに

労務のお役立ち情報を発信中！

先週の神戸新聞に

アシックスが社内運動会をした

という話が出ていました

開催場所は、神戸港に去年できた

ジーライオンアリーナ

スポーツ用品の会社なので

“らしくて“好感が持てますね

会社が主催で

業務の一環としての開催なので

社員は任意参加ではなく

全員参加を求められるようですが

からだを動かして汗をかくと

社員のコミュニケーション向上に

つながることは間違いない

同じような動きは他社にもあって

宝塚市のウィルという不動産会社では

10月に開催し、社員だけじゃなく

内定式と合わせて開催する

というのがミソ

入社後の不安を和らげるだろうし

“内定辞退“も抑制できそうですね

かつては、よくあった社内運動会

バブルのころなどは

大企業の運動会はかなり

大掛かりで有名でしたが

バブル崩壊以降

会社も余裕がないので

開催する会社はあまり

聞かなくなっていたのですが

最近は、組織強化のツールとして

復活しつつあるようです

ただ、会社として注意すべきことが

いくつかあります

まず、業務として全員参加を

社員に要請しているので

もちろん

時間外にするなら時間外手当

休日にするならそれに応じた

手当が必要です

加えて、もしケガしたら

もちろん業務上災害ですので

会社は労災保険の手続きが必要

これ、結構多いかもしれません

特に中年世代以降になれば

張り切って走るのはいいけれど

思ったように足がついてこず

転倒による深刻なケガが

往々にしてあります

わたしの知人で

子供さんの運動会ででも

リレーや障害物競走で骨折したり

アキレス腱を切った方がおられました

大けがなんかしてしまったら

その後の仕事にも差し支えますので

くれぐれもご注意です

ですから、社内運動会をするなら

事前にしつこく注意喚起して

柔軟体操を欠かさないように

心掛けましょう

これも事業主の“安全配慮”ですからね

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