毎日ビジネスブログ No.722
社員を笑顔に変える
頑張る社長の熱血サポーター
“奥ママ”こと
奥田 文祥(おくだ ふみよし)です
経営者の皆さんに
お役立ち助成金情報を発信中!
きのう雇用調整助成金の
大幅な変更をご紹介しましたが
他の助成金も続々と
厳しい変更が発表されています
先週水曜日に発表されたのが
両立支援助成金の
男性育休の減額と要件の厳格化
昨年度まで男性育休を
普及させる目的から
多額の助成金が用意されていました
男性社員が連続5日の
育休を取ったら57万円
それに会社が「個別支援」
したらさらに10万円
連続5日の育休とは別に
産前産後休暇の間に通算で5日の
育児目的休暇を取ったら
さらに28.5万円
合計で95.5万円の助成金が出ました
これが4月からはー
正確には57万円が20万円に減額
個別支援や育児目的休暇の
加算や助成金は廃止されます
しかもしかも
この20万円を申請するには
「休む社員の業務を代替する社員」の
業務見直しに関する規定を作って
それに応じた業務体制を取っている
エビデンスを示す必要がある!
これはもう
この助成金は使うな!
ということです
男性育休は4月と10月に
大きな法改正がありますから
助成金の役目は終わった
と思ったほうがいいでしょう
まあ
雇調金の大盤振る舞いが
際限なく続いていたので
予算枠は違えども
他の助成金に影響が出るのは当たり前
こうなることはおおよそ予想通り
と言えますが
4月以降
まだまだ厳格化が続きそうです
すべての助成金の審査が厳しくなる
と思っておいた方がいい
もう去年からでも
キャリアアップ助成金で
以前はなかったような理由で
不支給の話を耳にします
私も先月
雇用調整助成金の審査で
就業規則の提出を求められました
これからは他の助成金でも
こんな傾向は続くと思います
でも基本をちゃんと整えていれば
何も心配はありません
助成金に取り組むうえでのキホンは
当たり前の労務管理が
ちゃんとできているということ
タイムカードがないとか
勤務時間はアバウトにしか決めていないとか
残業代の計算がちゃんと出来ていない
なんて言う会社は論外!
社員さんの健康管理が
しっかりできていない
会社としての
安全配慮義務を果たしていない!
ということです
助成金云々ではなく
当たり前の労務管理を
しっかりと進めて参りましょう
その上での助成金ですから
助成金の4種の神器
出勤簿、賃金台帳、労働条件通知書
そして就業規則
そうであれば
いくら厳しくなっても大丈夫!
会社名 | みなと元町社労士事務所 |
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