毎日ビジネスブログ No.737
社員を笑顔に変える
頑張る社長の熱血サポーター
“奥ママ”こと
奥田 文祥(おくだ ふみよし)です
経営者の皆さんに
お役立ち助成金情報を発信中!
きのうこのブログで紹介した
設備投資の助成金
働き方改革推進支援助成金の
労働時間短縮・年休促進コース
ですが
きのうだけで3件の
お問い合わせをいただいています
もう経済は再起動ですから
社長さん方は前向きに
設備投資やシステム変更を
お考えなのがよくわかる
こんな機械がある
こんなシステムはどうか
などなどー
お手伝いできること
本望です!
ただ
この助成金の趣旨は
労働能率を増進させる
設備投資なら
購入費用を助成しましょう
というものなので
これにマッチしないものは
労働局に計画書を出しても
認定されません
新しい事業領域への設備投資
もしもの備えに関する設備投資
これらは事業活動の拡大や
充実のためのものであって
働き方改革にはつながらない
交付申請では
これまで○○時間かかっていた作業が
この設備投資で△分で済むようになる
というような具体的な
ビフォーアフターの時間を示すよう
求められます
“時短”効果を数字で
示す必要があるということ
なので、飲食業の食洗器や
小売業のPOSレジならばっちり
というわけですね
さて
この働き方改革推進支援助成金には
設備投資とともに
労務管理上の新しい取り組みが
成果目標として求められますが
今年からあたらしい
「成果目標」が加わりました
それは
2019年4月に
労働基準法の改正があり
1年に10日以上
年次有給休暇を持つ社員には
会社はそのうち5日は
絶対に休ませないといけない
となりました
でも社員さんに任せていたら
全然休まない方も
少なからずおられる
なので会社側が
間違いなく休ませるための
やり方が
計画的付与
会社が
この日は年次有給休暇の消化日ですよ!
と決めて前もって労使協定を結び
就業規則にも定める
これが今回この助成金の
成果目標に加わったというわけです
わかりやすい例なら
クリニックの計画的付与
院長先生は勉強のために
自分の専門領域の学会に
よく参加されます
全国レベルの学会と
地方会があるので
それだけで年間5日になることもあり
「院長の学会参加日」を
この年休の計画的付与日にできる
でも、ほかの会社では
なかなかそうはいきません
全社で5日も休むなんて無理
というケースが多いので
ほかに考えられるやり方が2つ
交替制付与方式と個人別付与方式
グループ分けして休ませるか
個々人それぞれに5日を選んで
休んでもらう
これなら
普通の会社も計画的付与
できるかもしれません
年次有給休暇の消化が
なかなか進まないとお困りなら
もってこいですね
なので
設備投資の助成も受けられるし
年次有給休暇の消化も進む
と一挙両得かもしれません
設備機器の購入を検討中なら
やらない手はないですよ!
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