毎日ビジネスブログ No.1085
社員を笑顔に変える
頑張る社長の熱血サポーター
“奥ママ”こと
奥田 文祥(おくだ ふみよし)です
経営者の皆さんに
お役立ち助成金情報を発信中!
先日キッシーさんが
育児休業している人の
収入を減らさない方策を
発表しましたが
続けて
と言ったのが
130万円、106万円、103万円という
扶養の壁があって
家庭の奥さんたちは
この壁を越えて稼いでしまうと
社保の保険料や税金がかかるので
年末になると超えないよう
就労制限をせざるを得なくなる
かたや会社は
どうしても人手不足になってしまうので
時給が上がることは
むしろ就労制限を助長していて
人手不足がさらに加速する
という悪循環
なのでこの
扶養というルールは
廃止も含めて根本から見直すべき
と
このブログでも申し上げていますが
その一つの答えを
キッシーさんが発表されました
社保の壁を越えてしまうと
保険料がかかるので
ある程度の金額までは
手取りが減って働き損になってしまう
そうなら
その働き損のときだけ
損分を会社は給料から
保険料控除しないようにして
控除しなかった保険料は
お国が会社に助成金を入れる
という仕組み
へー
となると益々
社労士の出番が増えそう
でも
今回キッシーさんが発表したのは
壁には103万、106万、130万が
あると言いましたが
これ超えたら奥さんの収入に
税金がかかってくる
106万円と130万円はいずれも
社会保険料の壁
これ超えたら奥さんには
まともに社保の保険料がかかってしまい
給料から控除されて悲鳴が出る
それ位、社会保険の保険料は高い
130万円と106万円の違いは
その会社の規模
従業員が101人以上の
会社に勤めていたら106万
100人以下の会社なら
壁が130万円
ということ
で、問題なのはここからでして
今回キッシーさんが
差額を会社に助成する
といったのは106万円の壁
つまり
中小企業って
100人以下の会社の方が
圧倒的に多いのに
130万円の方は今回の施策の対象外
キッシーさん、
ちゃんとわかってるんやろか
周りの官僚が
都合のいいようにいって
実は130万円の壁のヒトの方が
ずっと多いこと
言ってないんとちゃうか?
106万円の壁を解消するなら
130万円の壁も解消すべきで
そのためには
100人以下の中小零細にも
政府は助成すべきです
このブログでは
業務改善助成金の時給上げを
普段は話題にしていますが
時給上げたら働けなくなるので
助成金自体も使えなくなる
正しいお国の政策発表を
期待します
会社名 | みなと元町社労士事務所 |
---|---|
住所 |
〒650-0023 神戸市中央区栄町通2丁目4-13神栄ビル502 マップを見る |
定休日 | 土・日曜・祝日 |
営業時間 | 9:00〜17:00 |