毎日ビジネスブログ No.1106
社員を笑顔に変える
頑張る社長の熱血サポーター
“奥ママ”こと
奥田 文祥(おくだ ふみよし)です
経営者の皆さんに
お役立ち助成金情報を発信中!
最低賃金の区分
4つから3つへ再編
というニュースが出ています
もともと最低賃金レベルには
4つの区分があって
それぞれに引き上げの
目安が設定されている
この区分の数を減らせば
低いクラスの県の底上げになる
という考えだそうです
全国の最低賃金上げのために
取られる対策ですが
実際どれだけ効果があるか
わからないけど
やれることはしておこう
というお国の意図が見えます
確かに、最低時給が
隣の県と差があるというのは
なんだか変
私の顧問先で
奈良市の会社があるんですが
最寄りの駅が
近鉄高の原駅
この駅前に
イオンモールがあって
なんと、このモールの中に
京都府と奈良県の県境が通っている
なので
県境をへだてて
最低賃金が違う
京都府は968円なのに
奈良県は896円と
その差が72円もあるので
同じモール内なのに
募集をかけても
おのずと京都側の店に
人が行ってしまうから
奈良側の店も京都水準に
合わせざるを得なくなる
このモールに限らず
県境の事業者さんは
自分の県の方が安くても
高い隣の県に時給を合わせないと
人が来ない
あるいは
全国展開の会社なら
社員の給与水準は全国一律
ならば、そろそろ
都道府県別最低賃金は
無くしてもいいんじゃないか
と思いますが
いかがでしょう
毎年秋にある最低賃金上げ
キッシーさんが宣言してますが
今年は全国平均を
今の時給961円から1000円の
大台を達成しそう
なので
パート・アルバイトの
賃上げの時期も
考えておく必要があります
賃上げといえば
ですが
全国平均が1000円になれば
もっと使いやすくなるかもしれません
いま1000円未満の県ならば
10月には嫌でも40円以上の
賃上げが必要になるので
10月にあわせて賃上げすれば
ぴったり業務改善助成金が
使えますね
今から準備しておきましょう
あるいはこれは期待ですが
いま業務改善助成金の要件は
地域の最低賃金+30円
以内の社員がいることですが
この+30円
今年の賃上げ幅に合わせて
+40円にできないだろうか
あるいは+50円とか
そうなれば
使える会社がもっと増えるし
最低賃金クラスの社員さんを
広く底上げできる
こんな特例コースも
今年の後半に出てくること
期待します!
会社名 | みなと元町社労士事務所 |
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