毎日ビジネスブログ No.1260
社員を笑顔に変える
頑張る社長の熱血サポーター
“奥ママ”こと
奥田 文祥(おくだ ふみよし)です
経営者の皆さんに
お役立ち助成金情報を発信中!
雇用保険制度の改正議論が
始まったそうです
雇用保険って
いわゆる失業保険で
会社辞めて失業したら
給付が一定期間される
これ以外にも
教育訓練給付があって
労働者が資格取得のために
資格学校に通うなら
学費の一部を出してくれたりしますが
もっと大きいのが
育児休業給付
お子さんが生まれて
育児休業を取るなら
休んでいる間の所得補償として
育児休業給付金が支給される
労働者目線で見れば
こんな感じですが
この保険の改正が
24年度に予定されています
キーワードは3つ
「学び直し」「子育て」「適用拡大」
1つめの「学び直し」は
リスキリングということばが
昨今盛んに言われますが
AIの進歩なんかで
今の仕事がなくなる労働者が
新たな分野の知識技能の
習得のために
勉強しに行く必要がある
助成金では今年
人材開発支援助成金
リスキニング支援コース
が新設されましたが
雇用保険の方でも
今ある教育訓練給付の
給付率や対象領域を
拡充する方向で議論が進みそう
2つ目の「子育て」
これはひと言でいえば
いまは
産後8週目以降に
育児休業を取るなら
雇用保険から
休む前の給料の3分の2が半年間
その後は2分の1が支給されますが
記事によると
両親ともに育休取得するなら
28日間は従前の手取り額を
保証する水準の給付金を新設する
とか
この改正って
育休は両親揃ってとることを
推進したい意図がよく出ていますし
こんな経済誘導が出てくれば
男も育休を取るのが
普通になりそうな気がします
そうなると
問題になるのが財源なので
被保険者要件の拡充
いわゆる適用拡大が
俎上に上がってきます
いまは週20時間以上働くことが
被保険者の要件ですが
これを
10時間とか15時間といった
アルバイトや短時間パートの方も
入れる方向に話が進みそうです
最後に1点
助成金の財源はこの
雇用保険の保険料です
保険料は従業員も
給料から払っていますが
会社はそれ以上に払っています
労働者に
雇用保険から支給されるのが
上に述べた3つの給付ですが
事業主には助成金が支給されます
ですから
適合する助成金があれば
事業主さんは権利として保険金請求
つまり助成金の申請ができるわけです
このことをご存じなく
助成金の財源は税金だと
思われている社長さんが
とても多いのが現状です
今後
助成金のほうも、さらに拡充が続きそう
ですので
自社の現状に適合する助成金があれば
忘れず申請できるよう
情報収集に努めましょう
このブログでも
新しい情報をご提供していきますので
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