毎日ビジネスブログ No.1275
社員を笑顔に変える
頑張る社長の熱血サポーター
“奥ママ”こと
奥田 文祥(おくだ ふみよし)です
経営者の皆さんに
お役立ち助成金情報を発信中!
いわゆる“年収の壁”対策に
大きな方針が厚労省で決まったようです
年収が一定額を超えると
税金や社会保険料がかかります
普通の正社員なら
当たり前なので気になりませんが
パート従業員にとれば
それまで引かれていなかった
税金や社保の保険料が
ある額を超えると引かれるので
手取りが減って損した気分になる
だから
その水準を超えないよう
寸前で就業調整
つまり、働きには出ない
という現象が起こります
これが昨今の
人手不足を助長しているし
10月から最低賃金が上がるので
ますます働かなくなる
という負のスパイラルが
発生しています
これを何とかしないと!
というのが年収の壁問題です
まず最初に
パートさんが気になるのが
でもこの壁は
過剰反応しない方がいい
税金は引かれるけれど
少額なので
稼いだ方が手取りは多くなる
これは
従業員101人以上の会社なら該当する
「社会保険料の壁」です
この壁は結構高くて
130万円くらい稼がないと
手取りは損する状態ですが
この問題に対しては
10月から助成金が用意されています
106万円越えて
手取りが減る従業員に
穴埋めの手当を会社が支給するなら
1人当たり50万円の助成金が
会社向けに用意されています
では、従業員100人以下の
会社はどうなるのか?
こんな会社の
社会保険料の壁は130万円です
年収130万円未満なら
社保の被扶養者でいられるので
保険料はかかりませんが
越えると馬鹿にできない
保険料がかかってきて
150万くらい稼がないと
手取りは減ったままです
この問題はどうするの?
とクリアになってなかったんですが
ようやく決まりました
この130万円を超えても
2年までは扶養されたままでいいよ!
という事です
この方針
正式には10月から実施されるようで
会社は書類作成が
必要になってきそうです
10月実施なら、年末になって
130万超えそうやから働かん!
というシーンはなくなりそうなので
来月になれば
どんな手続きを会社がすればいいのか
詳細が発表されますので
会社として必ず対応すること
忘れないようにしてください
社員さんの方が
よく知ってるかもしれません
要注意です
会社名 | みなと元町社労士事務所 |
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