兼業で過労自殺、労災認定！これ、会社はどうすべき？

 

毎日ビジネスブログ　No.1725

 

社員を笑顔に変える

頑張る社長の熱血サポーター

 

“奥ママ”こと

奥田 文祥（おくだ ふみよし）です

 

 

経営者の皆さんに

 

労務のお役立ち情報を発信中！

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気になるニュースが出てきました

 

 

 

これ、社長さん方は

気に留めておくべきニュースです

 

 

 

 

大学研究者と測量会社の技師を

兼業していた60歳男性が

精神障害を発症して自殺

 

 

 

労働基準監督者は

 

として、労災認定しました

 

 

 

 

 

大学では上司からパワハラを受け

 

測量会社では

重要業務全般を一人で担当する

というストレスがあったけれど

 

労基署の評価は

それぞれの職場での

心理的負荷は「中」

 

 

 

でも

 

 としました

 

 

 

 

 

 

この“2つ合わせて”評価は

20年の労災法改正でできたルール

 

 

とするもの

 

 

 

 

これまで4件の死亡例で

適用されてはいますが

いずれも脳・心疾患でしたので

 

精神疾患（今回は過労自殺）

への適用は、初めて

 

 

 

 

 

ちなみに

精神障害の労災認定要件は

 

 

 

この“強い心理的負荷”の認定は

生死にかかわるような病気やけがをしたり

極度の長時間労働のような

“特別な出来事”があれば認められます

 

 

 

でも“特別な出来事”がなくても

 

 

 

なので

 

 

 

 

 

 

 

これで気になるのは

 

という点

 

 

 

なので

ニュースにならなければ

両事業者とも自覚がなかったことになる

 

 

 

 

 

 

 

兼業を会社は認めるべき

との流れが確立してきましたが

 

兼業先の業務によっては

自社の業務に悪影響を及ぼす

可能性もあり

 

届出制を採る会社が

増えていますが