毎日ビジネスブログ No.1454
社員を笑顔に変える
頑張る社長の熱血サポーター
“奥ママ”こと
奥田 文祥(おくだ ふみよし)です
経営者の皆さんに
労務のお役立ち情報を発信中!
なんで?と思う
ニュースがありました
在宅勤務中の労災と言えば
勤務中にコケてケガでもしたのか
と思いきや、そうではない
長時間残業を強いられ
精神疾患を発症したとして
横浜で労災認定が出ています
コロナ期間中の事案です
21年末に
その会社に導入された
新しい精算システムがややこしくて
かえって業務量が増えたので
残業が常態化し
テレワークの社員さんが
適応障害を発症した
その実態は
上司から頻繁にメールや
チャットが飛んできて
パソコンから離れられず
休みの日もそんな状態だった
発症前2か月間の残業は
月100時間を超えていたそうです
これはどう見ても
会社と上司が悪いことは間違いなく
テレワークであっても
会社側が適切な労務管理をすべきことは
言うまでもありません
ずっとテレワークで
こもっている状態だと
社員同士のリアルな
コミュニケーションもないので
より精神的に危険
という事ですね
ところで
テレワークの頻度も
適正に管理したいものですが
いま兵庫で興味深い
試みがなされています
テレワークをしたら
業務効率は上がるのか下がるのか?
実験中なのは兵庫県庁
26年に県庁の建物が
解体されるので
物理的に職員が執務できる
場所がなくなる
なので、
目標は「出勤率4割」
つまり6割の職員が
在宅勤務になるというので
いま、在宅3日・出勤2日の
実証実験中です
その中間報告が先日出て
7割の職員が
在宅だと業務効率が低下する
と答えているらしい
大きな理由は
通信環境や資料の電子化が
進んでいないこと
とされていますが
やはり職員同士の
リアルな会話がないと
仕事の効率も悪くなりそうです
ただ、全てがリアルであるべき
とは私も思いません
在宅勤務で十分できる業務も
少なくないと思うので
そこはテレワークの良さを活用すべき
バランスのいい
ハイブリット型が理想ですね
テレワークをある程度
活用できるなら
社員さんの通勤時間のロスも減るし
会社も交通費の負担がへります
業務が内勤中心の社員さんなら
むしろテレワークの部分導入を
検討してみてはいかがでしょうか?
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