毎日ビジネスブログ No.1455
社員を笑顔に変える
頑張る社長の熱血サポーター
“奥ママ”こと
奥田 文祥(おくだ ふみよし)です
経営者の皆さんに
労務のお役立ち情報を発信中!
おとといの木曜日
どうしても最初から
ドジャーズの試合を見たかったので
18時半に帰宅
山本投手は残念でしたが
心配なのは大谷選手
とんでもない大事件で
まさに天国から地獄ですが
この先、彼に影響が
出ないことを祈るのみです
このスキャンダル
私も過去に
メチャメチャ信頼していた
社員に裏切られ
大金を持ち出されて
とんでもないことになった!
と言われる
知り合いの社長さんが
複数おられて
皆さんおっしゃるのは
いくら信頼していても
金だけは自由に使えるように
してはいけない
ということ
以前
「お金周りのことは
信用できる社員に任せてます」
「私よくわからないんです」
という〇代目の社長さんがおられて
それアウトやで!
とダメ出ししたら
それ以来、口をきいてくれなく
なったことがありましたが
中小企業の社長さんなら
いくら忙しくても
お金のことは自分の目で
把握しておくこと
忘れないでください
水原氏はドジャーズから
「即刻解雇」されましたが
これ、日本の会社では
出来ないことですので
社長さん方はご注意ください
今回はいわゆる
「懲戒解雇」にあたりますが
これをするには
会社の就業規則に
どのようなことがあったら
懲戒解雇できるのかを
具体的に列挙しておき
その手続きやプロセスも
明記しておく必要があります
つまり、懲戒事案に
該当したからと言って
即刻解雇はできないし
就業規則に定めてなければ
懲戒解雇じたいが出来ません
もし該当するなら
それを本人に伝え
その上で本人に
弁明の場を与え
その上で「懲罰委員会」で
検討する必要があり
社長の一存で即刻クビ!
は二ホンでは
できないことになっています
しかも
懲戒解雇するという事は
解雇が決まったら
その日にする事が普通なので
解雇予告手当を払う必要があります
でも社員に
責任がある理由での解雇だから
労働基準監督署の除外認定を取れば
解雇予告手当を不要とすることも
可能ですが
これは労働者に行為が
重大又は悪質なもの
である必要があり
まさに犯罪的行為でないと
認められないものです
なので、実際は
普通解雇するか
退職勧奨して自分で辞めてもらう
のが現実的です
そんなバカな
と思われるかもしれませんが
くれぐれも
懲戒解雇は避けるよう
お考え下さい
余分な時間とエネルギーを
費やすことになりますので
お勧めできません
最初に戻りますが
このスキャンダル
まさか大谷選手の
選手生命にかかわらないか
心配でなりません
考えすぎであって
ほしいものですが
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