毎日ビジネスブログ No.1626
社員を笑顔に変える
頑張る社長の熱血サポーター
“奥ママ”こと
奥田 文祥(おくだ ふみよし)です
経営者の皆さんに
労務のお役立ち情報を発信中!
(今日はきのう続きです)
先週金曜日に小泉進次郎さんが
出馬会見で公約を発表されましたが
その中の一つが
「解雇規制の緩和」
ところがその言ってることが
社労士の私でも
何のことかわからない
1時間少々の出馬会見と
ダイヤモンド社との質疑応答動画を
何度も聞き返しました
進次郎さんが言っておられる
「解雇規制の緩和」とは
大企業の人員整理
つまり「整理解雇」の話です
河野さんの言われる
解雇の金銭的解決の話
ではありません
社業の傾いた企業が
社員を整理解雇するとき
次の4要件をクリアする必要があります
①その必要性
②解雇回避努力の有無
③対象者の選定基準とその適用の合理性
④対象者や労組との十分な協議
進次郎さんは、質疑応答で
この中の
②解雇回避努力
(希望退職の募集、配置転換、出向
役員報酬カット、一時帰休の実施等)に
再就職支援とリスキング支援の2つを
企業に義務化させる
と、いわれました
(言われたままを記します)
でも、
再就職支援とリスキング支援は
退職社員に対してのもので
②の在職社員への
解雇回避努力ではありません
進次郎さんは何を言いたいのか??
(なんというべきだったのか?)
このあたり、東京新聞の
記事でやっとわかりました
(ペーパーが配られてるの?)
それによると
4要件のうち
②の解雇回避努力を撤廃する
そのかわりに
整理解雇する大企業には
解雇する社員に対して
再就職支援とリスキング支援を
義務付ける
という話のようです
ブレーンの皆さん
しっかりレクしておかないと
この先も間違いなく突っ込まれますよ
でも、リスキングはともかく
再就職支援は、もうすでに
整理解雇する大企業なら
どこでもやってます
それに、この話
少し変です
おかしなこと言っておられる
ことに気が付きました
まだまだ、終われなくなりました
この続きはあしたのブログで
乞うご期待!
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