毎日ビジネスブログ No.2093
社員を笑顔に変える
頑張る社長の熱血サポーター
“奥ママ”こと
奥田 文祥(おくだ ふみよし)です
経営者の皆さんに
労務のお役立ち情報を発信中!
21日のM-1グランプリ
毎年楽しみにしているのですが
今年も面白かったですね
決勝に残ったのは
優勝候補のエバースと
たくろう、ドンデコルテの3組でしたが
皆さんはどの組が一番だったでしょうか?
今回は結構、評価が
分かれたんじゃないか?
優勝したのはたくろうで
これも確かに面白かったんですが


右側の渡辺銀次さん
パリッとしたスーツで決めてるのに
予選のネタでは
40歳独身で
「厚生労働省の定めた基準によると
貧困層に属します!」
いきなりのツカミに
引き込まれました
また決勝のツカミは
「40歳になるとー
介護保険料がかかってくるんです!」
申し訳ないけど
笑ってしまいました
ドンデコルテさん
来年も楽しみです
さて、渡辺銀次さんが
ネタにした介護保険ですが

いま、医療保険と同様に
この保険の自己負担率が
議論の俎上に上がっています
今の自己負担率は基本1割で
一定以上の所得があれば
2割か3割ですが
いま、2割になる人の
対象拡大が検討されています

こちらも医療保険と同じで
高齢者増加に伴う介護給付費の
急増が予想されるので
当然の流れといえますが
対策は
2割や3割負担できる人を
どれだけ増やせるか
あるいは
保険料をしっかり上げていくか
の2つしかありません
もちろん国や都道府県・
市町村からの援助を
さらに増やすこともできるのですがー

こちらも医療保険と同様
なかなか議論が進みません
理由は
高齢者の反発を避けたいから
とのことですが

そんなことを言っていたら
いつまでたっても変わりません
この2割負担者の対象拡大は
26年度中に可否を判断する
とのことですので

反発を恐れない対応を
政治に求めたいと思います
また先日のブログでも
申し上げましたが
今回の介護保険では
厚労省内の議論の中で
2割・3割負担を求める人の所得額に
今後は金融所得も含めよう
という話があったり
あるいは
これを私は先日のブログで
「パンドラの箱を開ける」と申しましたが
金融資産を対象に考えないか?
という究極の議論も出だしています
もちろん、いきなり
そんなことにはならないでしょうが
日本の金融資産の6割を
60歳以上が有している
現実があるなら

保険財政が厳しくなれば
今後、常に出てくる話だと思います

現役世代の手取りを増やすために
こんな流れもあること
ご承知おきください
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