毎日ビジネスブログ No.653
社員を笑顔に変える
頑張る社長の熱血サポーター
“奥ママ”こと
奥田 文祥(おくだ ふみよし)です
経営者の皆さんに
お役立ち助成金情報を発信中!
この3連休前の金曜日は
東京に雪が降ったり
オミクロンが急拡大したりと
ニュースの多い1日でしたが
個人的に
と思ったのが
会社を辞めて起業した場合
もし、アカンかっても
4年以内なら失業手当がもらえる
ようにするらしい
お国はこれが
「安全網を強化することで」
「会社員の起業を促す効果」がある
という
はっきり言います
「失敗しても4年以内なら
失業保険ももらえるし安心や」
といって起業する人なんか
もしいたとしたら
間違いなくその人失敗します
その程度の覚悟なら
そんなことは
考えてなかったけど
失敗したけど
まだ4年以内やったし
結果的にラッキー
はあるかもしれんけど
それと、ニュースには
書かれてないことがある
この、起業失敗後の失業手当って
どれくらいの金額が出るか
めっちゃくちゃ少額ですよ!
情けなくなるよ
失業手当の金額は
会社を辞める前の給料額と勤続年数で
決まります
勤続年数が10年未満なら90日分
20年未満なら120日分
20年以上で150日分
もらえる日額は
ざっくりいうと
直近半年にもらった給料の
半分より少し多いくらい
私も起業前に受給しましたが
えっ?
たったこれだけぇ?
というのがもらった時の実感です
30万円もらってた人なら
日額が5~6千円位
その辺のバイト代より安い
勤続10年なかったら
90日分なので
もし70日分もらってから
起業したら
残りは20日分だけ
起業失敗しても
これしかもらえない
総額たったの12万円
ただ失業保険には
というものがある
これは安定した就職をして
まだ支給日数が
3分の1以上残っていたら
残日数の何割かを
一時金でもらえる制度
3分の2以上残ってたら
残日数の70%
3分の1以上残ってたら
残日数の60%
例えば25年勤続の48歳が
給料月50万もらってたらどうなるか?
日額は上限の8,265円とすれば
(上限額設定)
150日分で総額は124万円
これを30日後に起業したら
120日分残るから
その総額の7割の84日分が
一時金でもらえる
となると
残るのは36日分だけ
結局、失敗した人たちの
少額のセフティネットになるだけで
雇用保険料の
無駄遣いにしか過ぎない
そんなことするなら
今あるのは
このブログでもたびたび紹介している
中途採用等支援助成金の
生涯現役起業支援コース
でもこの助成金
3月末で終わる可能性がある
そんなのおかしいですよ
失業給付にお金をかけるより
起業者助成の内容を充実してほしい
このあたり
新年度の助成金ラインナップに
要注目です
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