人とお金の悩みを解決!
みなと元町社労士事務所

業務委託関係と雇用関係。どこが違うか、ご存じですか?

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毎日ビジネスブログ No.808

 

社員を笑顔に変える

頑張る社長の熱血サポーター

 

“奥ママ”こと

奥田 文祥(おくだ ふみよし)です

 

➡️➡️➡️ 奥ママのトリセツはこちら ⬅️⬅️⬅️

 

 

 

経営者の皆さんに

お役立ち助成金情報を発信中!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アマゾン配達員が労組を結成した

 

 

結成したのは

横須賀の配達員さん10人

 

この人たち

個人事業主として働いていて

 

アマゾンと業務委託契約

結んでいるけれど

 

 

この委託は偽装だ!

と訴えている

 

 

 

 

ていうか

知らんかったです

 

配達員さんが業務委託で

働いているなんて

 

 

てっきり

社員だと思っていたから

すこし驚いた

 

 

 

 

 

アマゾン配達員は

労働者なのか?

どうなのか??

 

 

 

 

 

労働者性

って

2つチェックポイント

があります

 

 

 

まず

事業主の指揮命令下にあるか?

 

 

そして

 

業務内容、勤務場所、勤務中の

「拘束性」はどうなのか?

 

 

 

 

なので

業務委託や請負の形をとってても

 

実態が“従業員じゃん!”

誰が見てもそうなら

 

 

出るとこ出たら

間違いなく偽装行為と判断される

 

 

 

 

 

アマゾン配達員さんたちは

会社からスマホプリで指揮命令を受け

 

勤務時間も当然のように

管理されていて

 

配達戸数や配送先も

当然指示を受けている

 

 

 

となれば

間違いなく労働者

 

 

 

もちろん

業務委託にしておくメリットは

労使ともにあって

 

 

なんといっても

一番の理由が

社保の保険料

 

 

社員なら

社保の保険料

メチャ高い

 

 

会社と社員で折半だから

会社の負担額もばかにならない

 

 

 

両方とも社保の保険料

払いたくないから

請負契約をしてしまう

 

 

 

 

これはアマゾンに限らず

会話
建設業や美容業でよく聞きます

 

 

会社が入れようと思っても

社員の方が業務委託にしてくれ

と言い出すケースもあって

 

社長さんのほうが困ってしまう

 

 

 

 

 

 

もちろん強制加入なので

偽装状態を作ることは

 

会社、社員ともに

罰則の対象になるから

そんなわがままを聞く必要はない

 

 

 

 

さてこの業務委託

 

助成金の世界でも

ポイントになることがある

 

 

 

キャリアアップ助成金で

 

 

よく社長さんから

 

これまで業務委託だった人を

社員にする

 

半年の有期契約にしたら

キャリアアップ助成金

いけますよね~

 

という話がよくあるけれどー

 

 

 

これ

全部アウト!

 

 

 

直近3年以内に

請負関係にあった労働者は

この助成金の対象外

 

厚労省のホームページに

はっきりと書かれています

 

 

 

 

キャリアアップ助成金って

非正規で雇入れた人で

 

会社も本人も

正社員登用してもいいな

という時に使うものですから

 

 

最初から正社員と

変わらない状態で雇うなら

 

助成金の趣旨にそぐわない

というわけです

 

 

 

 

ただでさえ

審査が厳しくなっている

キャリアアップ助成金ですが

 

 

なんでこの助成金があるのか?

 

 

会話

それが作られた趣旨を理解すれば

厳しくなっていても大丈夫!

 

 

大事なのは『趣旨』です

 

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お問い合わせ

会社名 みなと元町社労士事務所
住所 〒650-0023
神戸市中央区栄町通2丁目4-13神栄ビル502
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定休日 土・日曜・祝日
営業時間 9:00〜17:00
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社会保険労務士

                               
名前奥田 文祥
住まい兵庫県

Profile

1959年 大阪府生まれ その後奈良県にて幼少期を過ごす

大学時代は年間50日以上、山登りに明け暮れる。

1983年4月、製薬会社に就職し、25年間京都~横浜で営業担当(エムアール)として過ごす。

49歳の時に肝臓がんのため手術療養、その5年後再発するも再手術により事なきを得る(37歳時に膀胱がんも経験しており、3度のがん罹患経験)。

肝臓がん罹患後は営業一線を退き、医薬品の副作用調査を業務とする市販後調査部担当者として10年過ごし、定年を前に早期退職。

2019年7月、58歳時に合格していた社会保険労務士として独立開業を果たす。

開業後、社労士として中小零細企業の実情を知る中で、サラリーマンとして36年間勤務していた大企業の労務管理との格差の大きさに驚き、「社員の皆が元気に機嫌よく働ける職場」醸成のための“あるべき労務管理”の必要性を痛感する。

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