毎日ビジネスブログ No.993
社員を笑顔に変える
頑張る社長の熱血サポーター
“奥ママ”こと
奥田 文祥(おくだ ふみよし)です
経営者の皆さんに
お役立ち助成金情報を発信中!
学校の先生といえば
生徒を教えるだけでなく
毎日の授業準備や報告書作成
休日のクラブ活動の帯同等々
その勤務時間の長さは
普通の労働者なら
間違いなく法律違反レベルの長さ
1カ月100時間を超える
時間外労働が毎月であることは
広く知られていたにもかかわらず
それを正そうという動きは
長年なかった
それ自体異常なことだったけど
ようやく今
まともな検討がされることになる
問題は昭和46年に定められた
教職員には時間外勤務手当や
休日勤務手当を支給しない代わりに
給料のたった4%を
残業代の代わりに支給すると
決めた法律
半世紀前にどんな経緯で
こんな悪法が決められたのかは
知らないけれど
それを正そうという検討が
50年もなかったこと自体
大問題だ
長時間労働が心疾患や
脳卒中などの原因になりうる
ばかりでなく
心の健康にも
悪影響をもたらすことは
以前からわかっており
自ら命を絶つ先生方も
少なくないことは
先生方の職場で共有されていた
実は、私の高校の同級生に
そんな悲しい結末を迎えた方がいたので
他人事ではなかったけれど
ようやく検討の場が
設けられることになったようだ
学校の先生は
間違いなく労働者
聖職という美名で
誤魔化すべきではなく
当然、労働基準法の元の
労働者として評価されるべきだ
この有識者会議の正常な議論に
期待したいものです
さて、通常の労働者でも
これから間違いなく問題になることが
分かっているのは
未払い残業の時効が去年
2年から3年に延びましたが
近いうちに
5年になることが決まっています
おまけに来年4月からは
1カ月60時間を超える残業には
いまの25%の割増率が
倍の50%になることも決まっています
という事は
もし50%の割増賃金が未払いで
5年分の未払い残業代を訴えられたら
とんでもない金額になることは
間違いなく
裁判に負けたら
会社が倒産しかねないほどの
支払いが発生するかもしれない
社長さん!
従業員さんの勤務記録は
正しく記録していますか?
客観的な方法で
記録していますか?
その時間期記録を基に
残業代は正しく計算して
払っていますか?
これ、多くの会社で
正しくされていないことが
分かっています
この機会に
会社の勤怠管理と賃金計算
間違いはないか要再確認です
これも会社のリスク管理です
すべきことを怠らず
取り組んでいきましょう
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