毎日ビジネスブログ No.2240
社員を笑顔に変える
頑張る社長の熱血サポーター
“奥ママ”こと
奥田 文祥(おくだ ふみよし)です
経営者の皆さんに
労務のお役立ち情報を発信中!

のニュース

山中伸弥先生が発明したIPS細胞
究極の目的は、これを使って
難病の治療薬を開発し
苦しむ人を助けること
京都大学に
IPS研究所ができたときから
山中先生がおっしゃっていた
ことですが
いよいよ目的実現の
フェーズに入ってきました
病気はパーキンソン病
著名人では
かのモハメッドアリが
オリンピックの聖火台で
その罹患した姿を現すという
勇気ある姿勢に感動したものですが
いったんかかると
治癒が望めない難病です
でも、このIPS治療薬は
既存薬で効果がない患者さんでも
症状改善が期待できる!
ただし、決まった薬価は
1回の治療で5530万円!


なので、こういう時のために
高額療養費制度がある
5530万円の薬なら
3割負担の方だと患者負担は
1659万円 ですが
例えば年収700万円の人なら
それがたった8万円で済む
その差額の5522万円は
医療保険の中で負担する
ということですが
あまりにこんなケースが増えると
医療保険制度自体が維持できなくなる

なので、高額療養費制度の
患者負担額の見直しが予定されています

でも、未だに
「見直し=患者負担額アップ」に
反射的に反対する方々がおられるのは
困ったものです
反対するほうが
一般受けがいいので
楽なんでしょうが
大衆迎合的で
事の本質から目を背けているのは
残念としか言いようがない
今後も高額療養費制度の
対象になるような
画期的新薬が出てくるであろう
ことを考えるなら
この制度を維持するためには
どうすればいいかを
よく考えないといけないでしょう

そのためには
患者負担額を増やしていくのは
当然の対策です

あと、反射的に反対する方の中には
薬価自体が高すぎると
常に言う方がおられるようですが
薬価の決まり方を
理解されていないのでしょうか
私は前職が製薬会社社員ですので
事情はよくわかります
新薬開発のためには
製薬会社は膨大な研究開発費を
費やしていますが
そのほとんどの開発は失敗しています
つまり研究開発費のほとんどを
どぶに捨てている
石油の井戸を掘っている作業に等しい
と言えばお分かりいただけるでしょうか
なので、経費を要した医薬品が
薬価収載されるときは
それまで費やした開発費が
回収できるよう薬価が決まります

日本の製薬会社が今後も
画期的新薬の開発を続けられるよう
(ひいてはこれが国民の利益になる)
投資に応じた薬価算定が必要です
(画期的新薬の原価計算方式といいます)

今年は高額療養費の
引き上げが予定されていますが
その理由にはこんな事情も
あることをご理解ください
製薬会社がぼろもうけ
しているわけではない

高額療養費の値上げは必要です!
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