毎日ビジネスブログ No.852
社員を笑顔に変える
頑張る社長の熱血サポーター
“奥ママ”こと
奥田 文祥(おくだ ふみよし)です
経営者の皆さんに
お役立ち助成金情報を発信中!
先日あるクリニックの
院長に聞いた話
まだ7月なのに
旦那さんの扶養に残れるか
気にしているパートの看護師さんが
おられるそうだ
なぜかというと
いま発熱外来をしているクリニックは
どこも戦場になっていて
看護師さんや
事務スタッフの残業時間が急増中
その分たくさんお給料を
もらえるのはいいけれど
このペースだと
だんなさんの扶養を外れてしまう
なので
年末は働けないかもー
という話が出だしている
ただでさえ人手不足なのに
年末の繁忙期にスタッフがいないと
現場が回らない
えらいこっちゃ
求人はかけているけれど
なかなかいい方がいないらしい
こんな話
前からよくありましたが
公的には
社保には130万円の壁があって
扶養に入るなら
1カ月の収入は10.8万円まで
時給1000円なら
1カ月108時間、1週間26時間
ところがだんなさんの会社が
500人以上なら
この壁が106万に下がり
時給1000円なら
1カ月88時間、1週間21時間
ということは
時給が1000円より高くなると
1週間20時間も働けない
となれば東京のように
最低賃金が1000円を超えるところは
扶養に残ろうとすると
雇用保険にも入れなくなる
ましてや24年10月には
この500人要件が50人に下がる
つまり
扶養に残るには働くな
というわけで
女性がより働くことの
妨げになっているのは明白
ならばもう106万や
130万の壁は気にせず
もっと働いた方がいいんじゃない?
時間数を気にせず
もっと働くなら
社保に自分で入れるし
自分の将来の年金も増える
健康保険にも自分で入れば
傷病手当金という
万が一のケガや病欠にも
収入保障がつく
一般的には
年収150万円以上稼ぐなら
損よりお得の方が多くなるとか
もっと働く方を
私はお勧めしていますが
いかがでしょうか
さて会社の方も
パート社員でも
雇用保険にさえ入っているなら
使える助成金がー
もし1年とか半年の
期間契約で雇入れている
50歳以上の方がおられたら
期間契約ではなく
無期雇用契約に切り替えて
さらに半年勤めてくれたら
48万円の助成金を
会社は申請できます
65歳超雇用推進助成金の
高齢者無期雇用転換コース
無期転換の時
賃上げする必要もないので
キャリアアップ助成金のような
賃上げの条件を嫌う場合は
使いやすい助成金です
御社にもし50歳代の
期間雇用のパートさんがおられたら
是非ご確認ください
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