毎日ビジネスブログ No.1299
社員を笑顔に変える
頑張る社長の熱血サポーター
“奥ママ”こと
奥田 文祥(おくだ ふみよし)です
経営者の皆さんに
労務のお役立ち情報を発信中!
きのうのこのブログで
ダブルワーカーがいる場合の
36協定の考え方
について
お話ししましたが
タイミングよく
日経にこんな記事が出ました
人手不足解消のために
副業の規制を緩和させる
政府内で
なるものが開かれているらしく
人手不足の解消と
持続的な賃上げが可能な
制度改正ができないか
検討されています
この中で出てきているのが
兼業・副業時の
労働時間、通算ルールの緩和
きのう
ご紹介したように
副業をしているなら
本業と副業で労働時間を合計して
法定労働時間を越えたら
副業側の事業主が
割増賃金を払わないといけない
これは
本気で副業者を受け入れよう
とする事業者にとれば
大きなハードル
現実は
あえてそこは聞かないで
スルーしていないか?という
こともありそうだし
こんなルールは
早くなくしてしまうべき
そうしないと、積極的に
副業者を受け入れられない
この議論は
24年夏の答申を目標に
しているそうですが
なんともノンキです
この件だけでも
さっさと改正できないか
ぜひ検討を優先して
いただきたいですね
あとこの会議で
もうひとつ興味ある検討があって
それは
スタートアップ企業が対象
創業も間もない会社で
働く労働者に限り
労働時間の規制を緩められないか
労働時間は
1日8時間以内、1週間40時間以内
という大前提を
創業時はメチャ忙しいので
今の法律以上に働いても大丈夫
というルールを作れないか
ということらしい
たしかに、労働時間の
規制が緩和されるなら
スタートアップ期の仕事が
やりやすくなるだろう
スタートアップをうながす効果もある
これからの10年
労働法制上のトピックで
この2点ははずせない
もう兼業・副業を
禁止にしたらアカン時代に
なりそうです
労働時間の考えかたも
変わっていきそうです
社長さん
覚えておきましょう!
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