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みなと元町社労士事務所

年収の壁、対策助成金―使うなら時間延長コース!②

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毎日ビジネスブログ No.1312

 

社員を笑顔に変える

頑張る社長の熱血サポーター

 

“奥ママ”こと

奥田 文祥(おくだ ふみよし)です

 

 

経営者の皆さんに

労務のお役立ち情報を発信中!

 

 

 

 

 

 

 

いま大注目の

年収の壁対策の助成金

 

 

正式名は

 

キャリアアップ助成金

社会保険適用時 処遇改善コース

ですが

 

 

 

2つのコースがあります

(併用するコースも含めたら3つ)

 

 

勤務時間が短くて

社保未加入だった社員さんが

社保に入る時は

勤務時間を増やしますが

 

 

この時

 

“社会保険適用促進手当”を

支給するのが

「手当等支給メニュー」

 

 

勤務時間を増やすだけで

手当は支給しないのが

「労働時間延長メニュー」

です

 

 

 

この

 

“社会保険適用促進手当”

とは

 

社保加入に伴って

会社が支給する手当のことで

 

 

その社員の標準報酬月額の15%以上

とされています

 

 

 

 

でも、会社にすれば

社員を社保に入れるだけでも

会社負担の保険料負担が発生するので

 

手当まで支給していたら

たいへんです

 

 

 

その手当分をまかなうのが

今回の助成金のはずなんですが

 

 

実はこれだけでは

この手当の額をまかなえない!

 

 

「手当等支給メニュー」の助成金額は

 

1年目と2年目は年間20万円

(半年ごとに10万円)ですが

 

 

きのうのブログの試算のように

 

半年で10万円では足りません

 

 

 

なので

会話

必然的に

「労働時間延長メニュー」一択

なるわけです

 

 

 

 

この助成金は

最大50万円とされていますが

 

50万円もらうには

ハードルが高いです

 

 

これは「手当等支給メニュー」と

「併用コース」に

チャンスがあるのですが

 

 

「手当等支給メニュー」だと

1年目と2年目が年間20万円ずつ

 

3年目に18%賃上げしたら

プラス10万円

 

3年かけてやっと50万円です

 

 

 

でも2年間手当を支給し続けて

さらに3年目に18%も

賃上げしても10万円しかもらえません

 

 

 

しかも社保加入に伴う

会社負担分があるので

 

該当者が複数人いたら

会社負担がとても多くなります

 

 

 

なので

なかなか「手当等支給メニュー」の

チョイスはハードルが高いです

 

 

 

 

会話

使うべきは

「労働時間延長メニュー」

 

 

これだと

社保に入る社員さんが

 

 

1週間の労働時間を

4時間以上増やすだけで

 

半年後には

30万円の助成金を申請できます

 

 

社員100人以下の会社は

フルタイム勤務の労働時間が

週40時間なら

 

週30時間未満で勤務する社員が

フルタイムの4分の3以上まで

勤務時間を増やして働くなら

社保加入が義務付けられていますし

 

 

会社にすれば

保険料を半分負担する必要があります

 

 

このとき

週20時間を30時間に

10時間増やすなら

 

あるいは

週25時間を30時間に

5時間増やすなら

 

 

4時間以上増やしているので

「労働時間延長メニュー」が使えます

 

 

これ1択!

といった理由はここです

 

 

 

 

 

会話

もし貴社に

勤務時間を増やして

社保加入する方がいたら

 

6カ月で30万円申請できる

「労働時間延長メニュー」を

ご活用ください

 

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お問い合わせ

会社名 みなと元町社労士事務所
住所 〒650-0023
神戸市中央区栄町通2丁目4-13神栄ビル502
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定休日 土・日曜・祝日
営業時間 9:00〜17:00
みなと元町社労士事務所のHP

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社会保険労務士

                               
名前奥田 文祥
住まい兵庫県

Profile

1959年 大阪府生まれ その後奈良県にて幼少期を過ごす

大学時代は年間50日以上、山登りに明け暮れる。

1983年4月、製薬会社に就職し、25年間京都~横浜で営業担当(エムアール)として過ごす。

49歳の時に肝臓がんのため手術療養、その5年後再発するも再手術により事なきを得る(37歳時に膀胱がんも経験しており、3度のがん罹患経験)。

肝臓がん罹患後は営業一線を退き、医薬品の副作用調査を業務とする市販後調査部担当者として10年過ごし、定年を前に早期退職。

2019年7月、58歳時に合格していた社会保険労務士として独立開業を果たす。

開業後、社労士として中小零細企業の実情を知る中で、サラリーマンとして36年間勤務していた大企業の労務管理との格差の大きさに驚き、「社員の皆が元気に機嫌よく働ける職場」醸成のための“あるべき労務管理”の必要性を痛感する。

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