年収の壁、対策助成金―使うなら時間延長コース！①

 

毎日ビジネスブログ　No.1311

 

社員を笑顔に変える

頑張る社長の熱血サポーター

 

“奥ママ”こと

奥田 文祥（おくだ ふみよし）です

 

 

経営者の皆さんに

労務のお役立ち情報を発信中！

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鳴り物入りで発表された

 

 

 

 

 

実はこれ

 

 

 

 

今日はこのお話を

深掘りします

 

 

 

 

詳細が出たのが10月20日

でしたが

 

説明ガイドは

読めば読むほど

沼にはまってしまいます

 

 

 

 

 

 

この助成金

 

 

 

よく言われる

106万円の壁と言えば

101人以上の会社の話なので

 

この助成金は

大きな会社でないと対象外

と思われるかもしれませんが

 

そんな制限は

どこにも書いていません

 

 

 

要は

 

という事です

 

 

 

 

で、2つのコースがあります

 

 

 

と

 

 

の二つです

 

 

 

100人以下の会社

の社員さんは

 

勤務時間がフルタイム社員の

4分の3以上働くなら

社保に入らないといけません

 

 

週20時間勤務の方が

30時間に増やすなら

社保加入が義務ですが

 

 

社保に入る時に決まる

標準報酬月額の15％を

 

“社会保険適用促進手当”

という名称で支給するなら

「手当等支給メニュー」の対象になり

 

 

この手当を支給しないなら

「労働時間延長メニュー」になる

 

という事です

 

 

 

ところが

この15％手当を支給して

もらえる助成金は半年で10万円ですが

 

 

 

例えば時給1000円の方が

勤務時間を週30時間にすれば

 

1週間の報酬は3万円

年52週なので

年収は156万円

 

12で割って1カ月平均すると

1ヶ月の報酬は13万円です

 

 

 

この場合の標準報酬月額は

10等級の134000円になるので

 

この額の15％は2万100円

これがこの方の場合の

社会保険適用促進手当の額になります

 

 

 

 

 

 

この助成金額10万円

損しない時給額を計算すると

 

なんと846円

 

全国どこの県も

新最低時給はこれ以上ですので

このコースを使うと

 

助成金だけでは

支給する新手当をまかなえず

 

 

 

 

しかも

社員を社保に入れるなら

会社負担分も発生します

 

 

 

 

 

 

 

というのが”売り”ですが

 

 

 

とQ＆Aに書かれています

 

 

1週間30時間働くなら

年間の１カ月の

平均労働時間数は130時間

（30時間×年間52週÷12カ月）

 

104,000円÷130時間＝時給800円！

 

 

 

 

 

なので

 

 

 

 

 

この話

わかりにくいので