毎日ビジネスブログ No.1331
社員を笑顔に変える
頑張る社長の熱血サポーター
“奥ママ”こと
奥田 文祥(おくだ ふみよし)です
経営者の皆さんに
労務のお役立ち情報を発信中!
ダイキンといえば
大阪本社の空調設備の
大メーカーですが
来春から役職定年の廃止
を決めたそうです
この役職定年
大きな会社なら普通にあって
たいていは55歳くらいか
いわゆるラインと呼ばれる
役職のヒエラルキーに乗って
昇進してきたエライ方でも
55歳過ぎたら
お役を降りていただき
課長職待遇とか一般職におりて
定年まで過ごしていただく
という感じです
そうなると中には
妖精さんと呼ばれる存在になって
無意味な会社人生を
送りかねないから
このできる方々の
モチベ―ションを保つことが
会社の課題になっています
今回のダイキンの決定は
デキる方は最後まで役職者として
活躍していただいて
定年を迎えられるようにする
ということ
たしかに社員の年齢層が
高い会社なら
ベテラン社員の意欲を保ち続ける
という意味で
正解かもしれませんね
そうなると
同時に課題に上がってくるのが
ちなみに
ダイキンは65歳定年のようですが
60歳定年で
65歳継続雇用という会社が多い中
2年前に政府が
70歳までの雇用確保を
企業の努力義務にした影響か
最近この定年年齢や
継続雇用年齢を伸ばしている会社も
増えてきつつあります
人手不足は慢性的なので
その解決の一つとして
ベテラン社員層の活性化も
対応すべき大切な課題ですから
ちなみに
以前からこの定年延長に関しては
助成金が用意されています
申請先は厚労省ではなく
独立行政法人の
高齢・障害求職者雇用支援機構
というところですが
高齢者雇用に関する
何らかの措置を実施することを条件に
引き上げる年齢数と
該当人数に応じて
助成額が決まっています
高齢者雇用に関する
何らかの措置とは
勤務時間の弾力化や
賃金体系の見直し
健康管理や安全衛生の配慮
などが例示されています
詳しくは
高齢・障害求職者雇用支援機構
の助成金コーナーに
紹介されていますので
もし定年年齢を
上げることをご検討中なら
こちらの情報もご確認ください
会社名 | みなと元町社労士事務所 |
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