毎日ビジネスブログ No.1029
社員を笑顔に変える
頑張る社長の熱血サポーター
“奥ママ”こと
奥田 文祥(おくだ ふみよし)です
経営者の皆さんに
お役立ち助成金情報を発信中!
先週行われた
東大の試験場で
数学の試験時間が1分不足し
再試験することになったらしい
ある教室で問題配りに
時間がかかって
3分遅れで開始したと
試験監督は思ったけど
複数の受験者から
4分は遅れていたとクレームがでて
それが通った
対象者は70人いたそうやけど
希望者は29日に再試験を
受けることができるらしい
入試の試験監督となれば
在学生の割のいいバイトで
私も大学時代は毎年やってました
たいていは
時間に余裕があるもので
試験問題配りに時間がかかる
というのは理解に苦しみますが
さてこの1分
たかが1分、されど1分
で
労務管理上もチリツモで
馬鹿にできないことがある
何を言いたいのかというと
前から「借金の過払い金訴訟」の
次にブームが来るのは
これだと言われていましたが
とうとうSNSでPRする
弁護士法人が続々出てきました
たとえば
ユニフォームが決められていて
それを着ることがルールなら
たとえ着替えにかかるのが
わずか1分でも労働時間
朝夕で2分かかるし
これが未払い賃金だとされたら
1年の業務日数が260日なら
2分×260日=520分=8時間40分の
未払い賃金が発生することになる
月給25万円なら
1日8時間労働で年間の
所定労働時間は2080時間
この方の給料を時給換算したら
25万×12月÷2080時間=1443円となる
とすれば8時間40分の
労働の対価は1万2506円
これだけなら
大した額ではないかもですが
こないだ2年から3年に変わりましたが
いずれ5年になることが決まっている
もし人数が増えて
1分じゃなく5分ならー
未払い賃金も
5年前の訴えになれば
どんどん金額が膨らんで
恐ろしい額になるかも
賃金計算は
時間外労働の1カ月の集計なら
端数処理で
30分未満を
ゼロにすることはできるけど
その場合30分以上は
1時間にする必要がある
でも1日の残業時間の
端数処理はできない
1分はあくまで1分なので
ゼロにしたらアカン!
これから未払い賃金や
未払い残業代の訴訟が
はやりになります
ご注意を!
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