毎日ビジネスブログ No.1191
社員を笑顔に変える
頑張る社長の熱血サポーター
“奥ママ”こと
奥田 文祥(おくだ ふみよし)です
経営者の皆さんに
お役立ち助成金情報を発信中!
退職金の優遇課税が見直されるようです
これまでの
旨味はなくなるという事ですね
どんな旨味があるか?
退職金は
長年会社に貢献してきた方に
退職時に一時金として
支払われるもの
今は年金型もあって
どちらにしても公的年金と並んで
老後の生活資金になりますが
この優遇税制は
定年まで働くという終身雇用制度を
前提にしたもの
そんな老後資金なら
税金も安くしておきますよ
ということです
今は、
退職金から
ある一定の控除額を引いて
残りに通常の税率がかかります
が
勤続年数が20年以下なら
1年40万円が控除額なので
20年働いたら800万円が控除される
もし1000万円の退職金なら
800万引いた200万円に課税されて
今なら所得税は約19万円
勤続30年で1500万円の退職金なら
20年超えた10年間の控除額は
1年70万円に跳ね上がるので
控除額の合計は
40万円×20年+70万円×(30年―20年)=1500万円
という事は
もし普通に1500万円の所得なら
控除153万6千円で税率33%なので
444万3120円の所得税がかかるのに
これくらい優遇されてるなら
いやでも最後まで粘ろうとなります
わたしはこの恩恵を
受けた世代なので
勤続年数が長い方たちが
退職したがらないのはよくわかりますが
今回の見直しは
労働移動―
つまり転職の足かせになっているものを
すこしでも排除していこうというもの
来年くらいには
新ルールが始まりそうです
でも退職金というものは
非正規の方に出るなんて話は
まずないと思いますが
キャリアアップ助成金の
賞与・退職金制度導入コース
は
こんな非正規の方に
賞与制度や退職金制度を
就業規則で定めて導入し
実際に支給したら
助成金が1社1回だけ申請できます
賞与または退職金の
いずれか導入で助成額は40万円
両方導入すれば
56万8千円の助成額です
社員数が少なくて
非正規の方が1~2人なら
使う値打ちがあるかも
というものです
うち、いけるかも!
と思われましたら
遠慮なくお問い合わせください
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