最低賃金を割ってないか、確認してますか？

 

毎日ビジネスブログ　No.1442

 

社員を笑顔に変える

頑張る社長の熱血サポーター

 

“奥ママ”こと

奥田 文祥（おくだ ふみよし）です

 

 

経営者の皆さんに

労務のお役立ち情報を発信中！

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

下請け会社に不当な減額取引を

要請（強要）していたとして

 

 

 

 

 

やっていた日産社員も

当たり前のこととして

違法性の認識はなかったそうですが

 

 

日産やクルマ業界に限らず

昭和の時代からどんな業界でも

あったであろう悪習に

メスが入るという事です

 

 

 

 

 

 

こんな慣習があると

下請け企業は賃上げの原資を

確保できません

 

 

原材料費や人件費上昇を

価格転嫁できないと

会社も継続的な

賃上げができませんからね

 

 

とは、日経一面の見出しです

 

 

 

 

 

 

 

 

これは「固定的な手当」が

支給されてるか否かで違うので

要注意です

 

 

 

「固定的な手当」とは？

 

 

 

 

まず

 

 

 

 

時給の人なら

すぐわかりますね

 

 

日給の人なら

その人が契約してる

1日の勤務時間で日給額を割ればいい

 

 

 

では月給の人は？

 

これは少し手間がかかります

 

 

まず会社の年間カレンダーから

年間休日数を出して

 

365日（今年は366日）から

休日数を引いて年間労働日数を出し

 

これに会社の1日の

労働時間を掛ければ

年間労働時間数が出るので

 

それを12で割ったら

1カ月の平均労働時間数が出ます

 

 

 

月給額をこの１カ月の労働時間数で割ったら

時給が出てきて

 

これが地域の最低賃金を

上回っているかで

最低賃金をクリアしてるかがわかります

 

 

 

 

 

では

 

 

その時は基本給にこれらの

固定的手当を足した金額を

 

上で算出した

月平均の労働時間数で割れば

時給換算額が出ます

 

 

 

時給・日給の人なら

手当も含めた月の総支給額を

その月の実際の労働時間で割ればいい