毎日ビジネスブログ No.1728
社員を笑顔に変える
頑張る社長の熱血サポーター
“奥ママ”こと
奥田 文祥(おくだ ふみよし)です
経営者の皆さんに
労務のお役立ち情報を発信中!
話題の所得税の
“103万円の壁”問題
自民党が103万円を
123万円に引き上げて
税制大綱に明記する
というので
世の中が騒がしくなっています
ついこないだ
178万円を“目指す”と
3党合意しました
これまでなら
「目指す」というだけで
本気でする気はないのが
自民党でしたが
少数与党になったので
予算案を通すためには
今回は相当譲歩すると見ましたが
まさかの
123万円明記で最終調整
わたしは150~60万あたりが
落としどころかなと思ってましたが
どうやら維新が
予算案に賛成しそうなので
国民民主を見限ったようです
となれば
維新もイメージダウンは免れない
共同代表になった前原さんの
独断専行はないのか
どこまでこの党の
ガバナンスが効いているのか
吉村さん、大丈夫?
これで、来年夏の参院選は
自民と維新には絶対投票しない
という声があちこちで上がっています
そうしたら、突然、前原さん
高校無償化と一緒に103万円問題も
と言い出した
ホンマ、風見鶏もはなはだしい
103万円問題の本質は
人手不足に苦しむ企業の
雇用環境の改善が目標で
就労調整を意識せずに
学生さんやパートの奥さん方が
働けるようにするためのもの
それを無視する
これまで通りの与党なら
政権を担当する資格はない
と、ここまでは
12月19日に書いたのですが、
世間の批判に押されたのか
自公は再び
国民民主と継続協議に入るようです
こっちも
右往左往と風見鶏
全然、信念が感じられない
さて103万円問題では
学生の親の特定扶養控除の
税負担を軽減する
ことは決まっています
ただ、学生といっても
高校生と大学生とでは
真逆になるので要注意
高校生の子を持つ親の
特定扶養控除は
これまで通り103万円まで
かたや
大学生(19~22歳)の子を持つ
親の特定扶養控除は要件緩和されて
収入制限を
これまでの103万円から
150万円に引き上げる
でも、浪人や留年とかで
23歳以上なら
親の特定扶養控除は使えない
会社でも
お子さんを扶養する社員さんの
話題になっていると思います
会社からも
情報共有してあげて下さい
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