夜中の呼び出しに、残業はつくのか？

 

毎日ビジネスブログ　No.1484

 

社員を笑顔に変える

頑張る社長の熱血サポーター

 

“奥ママ”こと

奥田 文祥（おくだ ふみよし）です

 

 

経営者の皆さんに

労務のお役立ち情報を発信中！

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月17日の夜中

びっくりしましたね

 

豊後水道の大きな地震

 

 

 

四国と九州の間でしたが

宮崎や大分が震度6だったので

心配しましたよ

 

 

 

5月27日は高千穂に行ってきます！！

 

 

テレビはずっと地震報道で

 

NHK見てたら

 

放送局から10分の所に

住んでいる記者さんが

 

緊急出社して

アナウンスされてました

 

 

さすが地域密着で

リアリティありましたが

 

 

 

 

 

 

 

 

呼出し命令を受けて

この記者さんは

出社したわけですが

 

まず自宅から

放送局に行く10分間

 

 

 

 

この判断は

その実態によりますが

 

 

 

 

この移動中に特段の業務指示や

移動手段の指示を受けておらず

 

自由判断に任されていれば

労働時間にはあたりません

 

 

 

でももし、上司から

出社途上で被災している場所があったら

取材してから出社するように

 

なんて指示を出して

記者さんがそれに従っていたら

 

 

 

 

 

 

もちろん放送局についてから

働いていた時間は丸々労働時間ですし

残業の対象になりえます

 

 

 

もしこの日の

昼の業務が8時間で

 

夜の緊急呼び出しが

地震発生（11:14）直後の11時20分で

 

午後11時半から

翌日の午前4時30分まで

日をまたいで

5時間勤務したら

 

 

 

午後11時半から0時までの

30分間は割増賃金25％の残業

 

もちろんこれには

25％の深夜手当も加算されます

 

 

 

また日をまたいで

0時から午前4時30分までの

4時間半にも

 

割増賃金25％の残業と

25％の深夜手当がつきます

 

 

という通達が厚労省から

昭和63年に出ています

 

 

 

 

 

九州チームの

幹事団の皆さんも全員無事

 

よかったよかった