人とお金の悩みを解決!
みなと元町社労士事務所

定年後再雇用を拒否できる場合とは?

おすすめ記事

LINEで送る
このエントリーを Google ブックマーク に追加
Pocket

 

毎日ビジネスブログ No.2323

 

 

社員を笑顔に変える

頑張る社長の熱血サポーター

 

“奥ママ”こと

奥田 文祥(おくだ ふみよし)です

 

 

経営者の皆さんに

労務のお役立ち情報を発信中!

 

 

 

 

 

 

 

いきなりですがー

 

会話
皆さんの会社の定年は何歳ですか?

 

 

多いのは60歳定年で

再雇用されたら65歳まで

でしょうか

 

 

法律では、企業には65歳までの

雇用確保が義務付けられているので

 

希望者は全員65歳まで

再雇用することになっています

 

 

 

 

ただ、希望者全員と書きましたが

拒否できる社員がいます

 

 

それは

 

解雇事由または

 退職事由に該当する社員」

 

 

 

 

この解雇や退職の事由については

その会社の就業規則で

明確に定めておくものですが

 

解雇というものは

相当レベルの勤務態度不良や

能力不足がないと

簡単にはできないものです

 

 

なので

継続雇用を断れる社員なんて

そうそういないのですが

 

 

 

 

先週の日経

「中小企業 リーガル処方箋」の記事で

この再雇用拒否をめぐる

裁判の概要が掲載されています

 

 

 

 

これ、定年前の社員がおられるなら

社長さんはよく読んでおいたほうがいい

 

 

 

概要は以下の通りです

 

 

60歳になる少し前に規則を破り

「けん責処分」を受けた社員がいた

 

で、会社は内定していた

この方の定年後再雇用を取り消し

再雇用拒否したんです

 

 

なので、拒否された方は

これを不服として裁判を起こした

 

 

 

 

 

けん責を受けた行為とは

コロナ禍の中、関連会社の除菌水を

ウソついて自宅に大量に持ち帰った

というもの

 

 

 

そらーアカンな~

 

 

当然、懲戒対象ですが

 

 

では、これを理由として

再雇用拒否ができるのか?

が争点になりました

 

 

 

 

ここまで見て

皆さんはどう思われますか?

 

 

私は、会社側の気持ちは

よくわかります

 

そんなウソついて

狡いことする人なんて

再雇用したくないですよね

 

 

 

でも、判決は

会社の負け!

 

 

裁判所は、この問題行動を理由に

再雇用拒否はできないとしたんです

 

 

つまり除菌水をうそついて

自分のものにした行為はアカンけど

 

解雇するほどのレベルではない

 

よって再雇用拒否も無効

というロジックです

 

 

 

 

 

一般的に

 

懲戒処分をうけた者を解雇できるのは

懲戒解雇事由に該当する

 事実が認められたとき」

と言われています

 

 

懲戒解雇事由

つまり一発解雇!

なるほどの悪質な行為です

 

 

除菌水を自分のものにした行為は

もちろんとんでもない行為ですが

 

 

でも、それだけをもって

懲戒解雇にはできない

 

 

 

 

裁判の結果として

会社には再雇用されていたとしての

未払い賃金とそれ相応の慰謝料

支払いが課せられています

 

 

 

 

 

社長の皆さん、いかがでしょうか

 

 

 

定年後再雇用を拒否できることは

めったにない💦

と思っておいたほうがよさそうです

 

 

LINEで送る
このエントリーを Google ブックマーク に追加
Pocket

お問い合わせ

会社名 みなと元町社労士事務所
住所 〒650-0023
神戸市中央区栄町通2丁目4-13神栄ビル502
マップを見る
定休日 土・日曜・祝日
営業時間 9:00〜17:00
みなと元町社労士事務所のHP

コメントを残す

           

社会保険労務士

                               
名前奥田 文祥
住まい兵庫県

Profile

1959年 大阪府生まれ その後奈良県にて幼少期を過ごす

大学時代は年間50日以上、山登りに明け暮れる。

1983年4月、製薬会社に就職し、25年間京都~横浜で営業担当(エムアール)として過ごす。

49歳の時に肝臓がんのため手術療養、その5年後再発するも再手術により事なきを得る(37歳時に膀胱がんも経験しており、3度のがん罹患経験)。

肝臓がん罹患後は営業一線を退き、医薬品の副作用調査を業務とする市販後調査部担当者として10年過ごし、定年を前に早期退職。

2019年7月、58歳時に合格していた社会保険労務士として独立開業を果たす。

開業後、社労士として中小零細企業の実情を知る中で、サラリーマンとして36年間勤務していた大企業の労務管理との格差の大きさに驚き、「社員の皆が元気に機嫌よく働ける職場」醸成のための“あるべき労務管理”の必要性を痛感する。

search envelope heart star user close search-plus home clock update edit share-square chevron-left chevron-right leaf exclamation-triangle calendar comment thumb-tack link navicon aside angle-double-up angle-double-down angle-up angle-down star-half status image gallery music video category tag chat quote googleplus facebook instagram twitter rss